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暗号資産への長期投資としては、様々な方法がありえる。

 

・暗号資産というアセット全体への投資

・将来流行るのはこれだ!というコインへの投資

・上2つの組み合わせ

 

1番目について考える。まず思いつくのは、時価総額加重で市場ごとホールドする。そんな便利なETFはないので、上位10種程度を買って、たまに銘柄入れ替えをするなどの運用でも、ほぼ同等だろう。欠点としては、これが最大シャープレシオとなるための前提条件であるCAPMの仮定が、株式よりもずっと怪しいという点にある。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/資本資産価格モデル

 

暗号資産というアセットが、今後も成長を続けるのか、といった懸念もある。ブロックチェーン技術の普及や成長は間違いない。しかし、暗号資産を必要とするパブリックチェーンが、無限成長するかどうかは、考えどころである。一方、デジタルゴールドとしての機能については、需要は増えるだろう。ブロックチェーン技術の未来に賭けるのであれば、プライベートチェーンやコンソーシアムチェーンの大手、例えばIBMに投資する方が理屈にあう。

 

2番目については、基本的には材料に反応してホールドし、次の材料を待つ形になるだろう。