230101

明けましておめでとうございます。去年の目標であった

  1. 海外の研究者を招聘して連れ回し、一緒にシンポジウム開催や特集号への掲載を目指す
  2. 英語で大学院の授業を留学生向けにする

の2点はクリアした。ただし、気力も使い切ってしまったようで、職場を退職する決意を固めつつある。しばらくは、子供とゴロゴロしながらクリプトゲームで日銭を稼ぎつつ、論文だけはたくさん書こうと考えている。

さて相場についてだが、もうベータを取りに行くのをやめることにした。情報が織り込まれていない国内の小型株を念頭に置いて、アルファをしっかりと取りにいきたい。そのための勉強や経験が、今後個人事業主として自立していくために役に立つと信じている。もう、しょうもないブログやSNS情報に時間を使うのはやめて、一次情報をしっかり読み込むことに時間を使いたい。

今年の目標としては、失敗を恐れず色々なことにチャレンジすることとしたい。これまでの繋がりも大事にしつつも、新しい人生を始めるくらいの気持ちで新年を迎えよう。再就職するの可能性もあるだろうから、この時にしかできないことも体験したい(海外に長期間行くとか)。

220815

久しぶりに市況と自分の投資について書く。昨年末に投資のルールを作成したにも関わらず、恐怖に負けてルールを守ることはできず、底でレバレッジ3倍ETF(SPXL)を手放すことになってしまった。

  • ルール:下落時はリバランスを徹底、キャッシュが切れたら1倍(VTI)を売って3倍を買うことでレバ2倍を死守。
  • 下落時の実際:リッセッションへの恐怖から、SPXLを約70ドルで売却。円高になった場合の恐怖も大きかった。売却の結果、税金もかなり取られてしまった。

今だから言える反省点としては:

  • コロナショックからの復活体験の影響からか、ナンピン資金切れ→キャッシュを(円で)手元に持ちたい→もっと下がる気がする→底でSPXLが拾えれば大復活→今のうちに売っておこう、、という負け確定メンタルに陥っていた。
  • 情報に触れすぎていて、自分にかかったバイアスに都合の良い情報ばかりに気を取られていた。
  • SPXLとVTIをトータルで考えるべきだった。
  • 一括売却ではなく1/3、せめて半分を売るのが王道だった。

今後の方策としては:

  1. SPXLを買い増していくことになるが、指値をセットしておきつつ、指値でキャッシュを使い切らないようにすること。
  2. 本当のリセッション?に向けてキャッシュを円で維持しておく。リセッション下げがなかったら、押し目買い用の資金にすれば良い。
  3. 株価のチェック頻度を下げて、ポートフォリオの割合だけをチェックするようにする。
  4. 市況の情報にアクセスしないようにスマホの設定を見直す。
  5. 株価以外に興味あることを増やす。

200万を現在の92ドルから

20%下落(74ドル)→500000/130/74=52口

さらに20%下落(59ドル)→500000/130/74=65口

さらに20%下落(47ドル)→500000/130/47=81口

さらに20%下落(38ドル)→500000/130/38=101口

ナンピンしていく。円高の影響もあるはずなので、さらにもう1、2段階下も拾えるだろう。リセッション来なかったら、常に20%下げのところに指値を入れておけば良いのだ。

 

 

 

 

 

 

220204

今日は疲れたので休みをとった。

今年の目標は英語でキャリアを積むこと。具体的には、院の統計授業を英語でやる、海外の研究者を招聘して一緒にシンポを開催する、の2点。この1ケ月みんチャレを使って習慣化のトレーニングを開始している。

英作文について発見があったのでメモがてら記載する。自分は英語論文を書くのがとても遅い。理由は、使っている表現があっているかどうかを逐一確認する癖がついており、自分自身の頭に表現や文章の塊を全く記憶することなく生きてきたからだ。すなわち、持っている論文やgoogle sclolarから表現を探してくる(ヒット数の桁数で判断)。もちろんセンテンスを持ってくるのは禁止行為なので、そこは自分で練り上げる。しかし、2単語・3単語・4単語のコロケーションについては、ついつい調べ上げてしまう。。

そこでスラスラ文章が書けるよう、意識的に表現を記憶できるよう、書きたい分野の英語教科書を写経することにトライしてみた。しかしタイピング技術以外に役に立っている気がしない。どちらかというと文章構造や解釈の方に意識がいってしまい、記憶定着につながらない。そこで、一回日本語に訳してみて、訳した日本語を再度英語に直すということをトライしてみた。作業がめんどくさくならないよう、下記の工夫をしている。

  • 日本語訳は限りなく英語っぽい語順、ただし超訳で良い
  • 超訳スマホの音声入力で

最大のメリットは、(一応)正解がある英作文問題を自作できる点だろう。校閲モードを使えば、自分の間違えやすい癖が可視化されるだろう。また、英作文には唯一の回答を示せないが、なんとなくの英文構造は超訳時に短期記憶されているので、その制約のもとで「正解」に近づこうとする試みには意味があるだろう。

今日はここまで。

 

211231

本年度最後にふさわしい記事としたい。

今年の反省点は、時間の大部分を資産運用の情報収集に割り振ったことだ。そこで、来年からは年に2日しか証券口座の設定しないこととした。この制約のもとではできることが限られるが、時間を突っ込むメリットが薄くなるため、大切な時間が守られると期待している。

やることは1/1と7/1に、リバランスするだけ。1/1にキャッシュの半分をspxlの指値設定に、残り半分を合計1:1になる様にspxlとvtiに突っ込んでおく。7/1に証券口座を確認し、余剰資金の半分をリバランスに、残りを同様にspxlの指値設定にしておく。指値よりもリバランスを優先する。

リバランスはノーセルを基本とする。上がりすぎていてノーセルリバランスできない場合は放置。下がりすぎてノーセルリバランスできない場合は、vtiを売ってspxlに突っ込む。

積立ニーサは、年初に一括購入して選択肢を消すこと。

コインはBTHとETHなんで、適当に放置すること。アルトコインを勉強するだけの時間はない。

情報収集に時間を使わないためには、1:スマホから資産運用アプリを、youtubeから関連する配信登録を消すこと。2:他の学習系の情報にに空き時間を使うこと。

というわけで、明日からこのブログは英語で統計を学ぶブログになります。さようなら、米国株クラスター。このブログのこの記事を見る人は10人未満だと思いますが、駄文に時間を使わせて申し訳ない。良い年を!

211230

1年が終わる。自分は2017年から始めたが、今振り返ると、その年はただ持っているだけで爆増したイージーな年であった。そして、2018年のvixショックにモロに被弾。償還条件を知っていなかった、償還について考えを巡らせていなかった時点で、雰囲気投資だったのだとおもう。

そして再び、イージー相場が天井をつけようとしている。少なくとも、ボラは上がるだろう。毎日、ポートフォリオをどうしようか、コードを書いてシャープレシオを少しでも高めるにはどうしたらいいか、、、そんなことばかりに時間を使っていたのは、イージー相場だったからだ。vixショック被弾後は、値動きなどはチェックしないように、ひたすら自動積立していた。

そのように自動積立されたvtiは、2018から50%程度の利益となっている。4年間で均すと12.5%。もちろん一括購入ではないので、数値の意味合いの解釈は簡単ではない。一方、コロナショックで買い向かったspxlは、現在220%の利益。今年の11月に3割ほど利確した。

vtiとspxlを1:1にしてレバ二倍を実現させるのが、自分のコアの戦略。spxlを高値掴みしないようにはワークし、その結果、購入のほとんどがvtiとなっていた。(そしてvtiの取得単価のみが上がる...)。利益の大部分が、買い向かったspxlであった。ちなみにspxlの底は17ドル、自分は40ドルでナンピン資金が尽きたが、それでもこの利益である。

他方、仕事と関連して暗号資産の勉強をした結果、BTCやETHにも投資したくなり、夏前に落ちた時あたりから手を出して行った。なんなら、spxlを利確した理由の1つに、暗号資産に投資したかった、というのも大きな理由だった。インフレヘッジとかは、後付けの理由だったのだろう。

web3.0系のコインを求めて、アルトコインに手を出すのも良いと思うが、ガチホが正義の世界なのかは判断できない。勉強が足りない。その一方で、そのような世界にベッドするのであれば、時価総額に比例した額のコインを複数持つのは、不勉強が許されるという意味で許容範囲かもしれない。

この2年で学んだことがある。それは、「含み益は恐怖から身を守る心理的なガードとなる」ということだ。加えて、学んだ(おそらく)良くないこともある。それは、「下がってもすぐに戻る」ということ。ただし、これは予想外のショックに対して、という条件付きだろう。金利上昇局面では、最終的に全てのアセットが売られる。また、だらだらと1~2年下がる局面では、ナンピンを続けるためにどのようなシステムを構築すれば良いのだろう。

最後に、自戒を込めて。値動きにコメントするブログやSNSの情報はただの毒。ジャンクフードだと思った方が、幸せになれる。故に、システムや習慣でコントロールすべき。これを来年の目標としよう。

具体的には、値動き以外に興味を持つようにする。背景に関する知識を増やし、論理を組み立てるトレーニングをする。ざっと思いついたこととしては、、、日本語の記事を読まない、良書の反復に時間を費やす、技術や社会について哲学を持てるように鍛える、、といったことか。コンテンポラリーな情報のインプットの割合を減らしたい。一方で、SNS断ちには成功しているせいか、友人が少ないのがたまに寂しいが、それはコロナ明けにとっておこう。

211224

指値と機会損失について。

みんなビクビクしているときに保有するspxlが100ドルだったとする。保有枚数は1000としよう。また、50ドルの時に購入して、今100%の利益があるとしよう。キャッシュが20000ドル自由に使えるとして、以下の選択肢を考える。

指値を80ドルに入れておく

②利確して保有割合を20%落とす

③買い増しでフルインベストメント状態へ

 

100→80と推移した場合、、、

保有枚数:1000→1250、取得単価:50→56、spxl総額:100000→100000、キャッシュ:20000→0、合計:120000→100000

保有枚数:1000→800、取得単価:50→50、spxl総額:100000→64000、キャッシュ:20000→20000+20000-2000=38000、合計:120000→102000

保有枚数:1000→1200、取得単価:50→58.3、spxl総額:100000→96000、キャッシュ:20000→0、合計:120000→96000

 

という計算結果と、プラス20%の結果を比較すると、指値が上手くいくとリスクが下がるという結果になる。

書いている内容が消えてしまった。。。

利確して指値を置く場合、指値がうまくいかない場合なども、考える必要があるだろう。

211215

何故、最適ポートフォリオからずれてしまうのか考える。最適の意味は、長期の中央値の最大化としておく。

 

仮説1: 株価の動きにパターンをみいだしてまうため。

実際、ある日と翌日の値動きは相関があるように見える。しかし、例えば年間の日次リターンを正規分布で近似できる事実には変わらない。ややこしいことに、この近似の精度が高いこととテクニカルが当たることは、必ずしも矛盾しない。

問題なのは、リターンを確率的な事象かどうか疑うことと、将来の、特に短期的な見通しを予測できるような気がすることとが、共存しがちなこと。さらに、予測できそうな期待感が、強欲さに結びつくこと。これが、下方リスクの無視に繋がり、判断力の低下と養分化を招く。

処方箋としては、相場を見ないこと、せめて週足くらいにしておくこと。もしくは、取引は、アロケーションを月初めに整えるだけにすること。自分への戒めとしては、キャッシュ比率で調整するのではなく、レバ率を一定にすることで、調整すべき。オカルト的には、含み益(安全域)を信じて暴落を引き受けること。

でも、上がりすぎ、かつvixまで上がっちゃうときなんて(恐怖で株を買う場面)、高い確率で下落するから、ついついキャッシュで待ちたくなってしまう。

 

仮説2: マクロな市場の動きや個別企業の研究が楽しい!!!

これについてはまた今度。